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2005年 11月 06日

田上悲願のGHC!火山大噴火/ノア




田上悲願のGHC!火山大噴火/ノア
<ノア:東京大会>◇5日◇日本武道館◇1万6600人

 田上明(44)が悲願のGHCヘビー級王座を奪取した。メーンで王者・力皇猛(32)に挑戦。「オレが田上」「秩父セメント」の必殺技をはじめ、卍固めまで披露して持てるすべての技をぶつけ、20分43秒、体固めでフォールして初戴冠。4度目の挑戦で第8代王者に就いた。田上のシングル王座奪取は全日本時代の96年に獲得した3冠ヘビー級王座以来、9年ぶり。ファンの後押しを受け、全日本四天王として一時代を築いた最後の大物がノアの頂点に立った。

 耳が痛くなるほどの「田上コール」が日本武道館を包んだ。リング上で心地いい気分になれた。これまで巻きたくても負けなかったベルトが腰にある。田上は「頭がとんじゃって何も分かんない。ただベルト感触はいいもんです。これは自分のファンの後押しだと思います」。どうしても欲しかったGHCの輝きを確かめながら声援を感謝した。

 田上火山が大噴火した。場外に追い出した力皇にトペも繰り出した。張り手の応酬、パワーボム、延髄斬り、卍固めと王者からスタミナを奪った。15分後には王者の得意技の無双を食らうと場内からは大きな「田上コール」が続いた。遠のく意識を気迫で戻した。「オレが田上」の後に延髄斬りと「秩父セメント」を繰り出し、フィニッシュは再び「オレが田上」。大技を連発して王者をマットに沈めた田上は「相手は力があるし思うようにいかなかった。疲れた。寝たい」と苦笑いを浮かべた。

 4度目のGHC挑戦は大きなプレッシャーだった。今年9月の日本武道館大会。タッグ戦で秋山から完ぺきなフォール勝ちを奪った後、ファンからの後押しを受けた。力皇が勝利者インタビューで「お客さんの望む相手と防衛戦をしたい」と言った瞬間、田上の名前が挙がり、一気にタイトル挑戦が決まった経緯がある。田上は「前回、ファンの方が応援してくれて決まったカード。自分でいこうと思った時よりも負けちゃいけないと思った。気持ちだけで試合した」とほっとした表情を浮かべた。

 三沢、小橋、川田と全日本の四天王と呼ばれていた96年の3冠ヘビー級王座獲得以来、9年ぶりのシングル王座の戴冠となる。「あのころは若かった。今はベルトの重みがあるね。防衛戦を考えると頭がいたい。オレは王者をやっていきます。期待に沿えられるように頑張る」。田上がノアで再び「時代」を築く。【藤中栄二】








今日の一言:やったね田上とうちゃん

by optima9 | 2005-11-06 14:26 | プロレス | Comments(0)


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